8月のプレイリスト「夏フェスで聴きたい曲 1」
今年は、夏フェスが軒並み中止になってしまったので、
せめて妄想だけでも夏フェスを感じたいというプレイリストです。
ロッキンのグラスステージで聴くことをイメージしています。
本当に夏フェスに来ることが可能かどうかは問いません。
こんなフェスがあったら行きたい、そんなリスト。
思いつくままに曲を拾い上げていたら、何か物凄い量になってしまったので。
いくつかに分けます。
今日は、「男性ボーカルのバンド」に限定したリストです。
【プレイリスト作成時のルール】
1. プレイリストはCDアルバムの一般的な曲数である10曲。
2. 同一アーティストの曲を複数入れない。
3. Sportifyに存在する曲のみを使用。
1. [Alexandros]ワタリドリ
やっぱり夏フェスで聴きたい曲No.1。
真夏の太陽の下でこのイントロが来たらテンションが爆発しますね。
2. mol-74「Teenager」
クリーントーンのギターつながり。こうやって並べると、音色がけっこう似ていますね。
でも受ける印象はまるで違って、ワタリドリは夏の太陽、こちらは暑い日に吹き抜ける風を感じます。
爽やかな時間を思わせる曲。
解放的なグラスステージで聴けたら、日常の色々なことを忘れられそう。
3. GRAPEVINE「BLUE BACK」
バインさんも夏のイメージが強いんですよね。
攻めまくるツインギターが暑苦しいからかな。
ボーカルは平熱だけど、演奏には凄まじい熱を感じる。そのアンバランスさも凄いな、と。
4. スピッツ「スピカ」
一般的なイメージと違って、スピッツはとてもフェス向きのバンド。
ライブではリズム隊が(色々な意味で)熱い演奏をするので、フェスでの輝きが凄い。
何よりも、あのマサムネさんのハイトーンが空に溶けていく様子がとても美しいのです。
5. L ⇔ R「STAND」
夏フェスに来る来ないというより、ライブを聴くこと自体が不可能になってしまったバンド。
ポップとロックを併せ持ったL ⇔ Rこそ、夏フェスにぴったりな存在だと思うんですよね…
お祭りに相応しい、この派手な曲をグラスステージで聴いてみたい。
6. ザ・カスタネッツ「夏の記憶」
知っている人は少ないかもしれませんけれど、本人たちのやる気次第ではロッキンのグラスステージも夢ではないポテンシャルを持ったバンドでした。
今でも時々ライブはやっていますけれど…
正統派のロキノン系バンドです。
この曲は、「いつなのかすら忘れてしまったあの頃」の感触を思い出させてくれる、心に直接訴えかけてくる曲です。
こんな曲を書ける人って、中々居ないんですよね…
本人たちが楽しいならばそれで良いのだけど。
現実的には今後、彼らのライブに行きたいとは思わないんですよね。悲しい気分にしかならない。彼らの職業は何なんだろう…
彼らがグラスステージに立っている世界線を見てみたかった。そんな意味でも挙げました。
7. KANA-BOON「フルドライブ」
KANA-BOONも夏フェスにぴったりのバンド。
やっぱり、ハイトーンボイスが青空に抜けていく光景が好きなんですよね。
この曲は前ノリの凄い勢いを感じるし、歌詞も意味が全く分からないところが良いです。
何も考えずに飛び跳ねて楽しむことが出来ます。
こういう楽曲が多いから、フェスでの人気は本当に凄い。グラスステージが密になってしまう。
最もロッキンジャパンっぽいバンドかもしれません。
8. Galileo Galilei「青い栞」
16時過ぎくらいの、太陽が傾き始めた辺りの時間に映えそうな曲です。
トリの前くらいの時間で、フェスももうすぐ終わるんだな、ってイメージ。
グラスステージの近くに三ツ矢サイダーの屋台でも設置しておけば、めっちゃ売り上げが上がりそうです。
9. L'Arc〜en〜Ciel「LOVE FLIES」
これもまぁ、ロッキンでは多分聴けないですね。
ロッキンにラルクが出てきたら、ラルクファンだけでチケットが完売してしまう。
この曲、今年のMMXXでも演奏していましたが、彼らの中で最もライブ向きの曲。
シンセサイザーもキーボードもほとんど入っていない、バンドとしての強さを感じられる曲です。
Kenさんの曲って、最近は無駄に壮大な曲ばかりになってしまいましたが、こういう重いバンドサウンドも彼のど真ん中です。
あと、何よりyukihiroさんのドラムが信じがたいくらいにかっこいい。特にサビなんて、ボーカルよりもドラムに心を奪われてしまう。
この曲を野外で聴けたら、本当にどこかへ飛んでいきそう。
10. サカナクション「ワンダーランド」
夏フェスのトリにふさわしい曲じゃないかと思います。
これは本当に、サカナクション的な曲ですよね。
エネルギーを溜めて、ひたすら溜め込んで、そして一気に花開くイメージの曲。
こういう曲の、2分くらいあるイントロ→Aメロの間も飽きさせず、独特の緊張感を保ち続けられるのは、やはり個々の力の為せる術です。
サビ前の、段々とエネルギーが漏れ出していく様子が凄い。
そして何より、彼らの最大の武器はコーラス。
サビのコーラスの壮大さが本当に凄い。とても4人で歌っているようには聴こえない。
20人くらいの聖歌隊みたいな厚みを感じます…
こういう壮大な音楽を聴いて、
遠くに消えた蜃気楼
で夏フェスの1日が終わったら、とても美しいのではないでしょうか。