クリスマスの街を彩る曲(14) Hurry Xmas
L'arc-en-Ciel「Hurry Xmas」
2007年発売の曲ですが、もはやクリスマスのスタンダードナンバーみたいな存在感がある曲。
クリスマスソングにありがちなベルの音は入っていませんが、音の作り方は疑いようもなくクリスマス。
邦楽で、ここまで明るいクリスマスソングって他に無いんですよね。
だいたい、しっとりとした曲か、もういない誰かを待つような暗めの曲かのどちらか。
暖かい気分にはなるけれど、明るい気分には中々なれないのです。
この曲は、マライア・キャリーの「All I Want For Christmas is You」に匹敵するような、光量の高いクリスマスソング。
ほとんどオンリーワンの輝きを放っています。
バンドサウンドに加えて、アコーディオンとか金管楽器、ストリングスなどが競い合うような演奏を見せており、
そのおもちゃ箱をひっくり返したような音像は、さながら賑やかで派手なクリスマスパーティのよう。
クリスマスといえばパーティなのに、そういう感覚のクリスマスソングってほとんど無いんですよね。
聴いていて楽しくなれる、クリスマスに大勢で騒ぐときに聞きたくなる曲No.1です。
それにしても、hydeさんの声と金管楽器の相性って素晴らしいです。
色の違うきらきら感がお互いを引き立てあって、物凄い輝きを放っています。